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2009-01-04 Sun 17:37
John Grishamの2冊目は"The Client"とセットのなっていた"The Street Lawyer"を読みました。 続き物ではありませんが、こちらは弁護士さんが主人公で法廷の場面などもあり"The Client"を読んでいるのでスムーズに入って行くことができました。 大きな法律事務所で働く弁護士さん… 高級感漂うオフィス、高給を稼ぐも1週間に80時間の労働。 妻も常に上を目指して日々奮闘、すれ違いの毎日を送っていた。 そんな主人公が思いもよらずホームレスの男が事務所に弁護士9人を人質に立てこもる… その一人として犯人と関わるうちに自分自身に疑問を持つ。 読み飛ばしながらの読書なので英語で読めているだけでいつも楽しく幸せなのですが、この物語は少々主人公の思いに???と思うところがありました。 弁護士さんの赤ひげ版と思って読めばよいのでしょうが、もっとドロドロしている方が迫ってくるところがあったかも?! 超初心者の私がこんな感想を言えちゃうほど、読みやすい"John Grisham"のPBはやっぱり最高です! |
2008-12-17 Wed 01:22
原作を読んでから映画を観たいといつも思っているのですが、だんなさんと観るDVDを選ぶたびに候補に挙がった"The Client" とうとうだんなさんに負けて先に映画を観てしまいました。 私の手元にあるペーパーバックはこの"The Client"と"The Street Lawyer"が一冊に収められているものです。 かなり分厚いので持ち歩きにくいため購入してからだいぶ本棚で待機してくれていたので、少々日焼けしています。 日本に帰国中にいつもならベットでページを開いたとたんに眠くなるのに 気になることがあるときは全く助けにならず… その分読み進みました。 ベストセラー作家のミステリーを私が読めるのかしらと思ったのですが、先に映画を観ていたせいもありますがとても読みやすくどんどんページが進みました。 11歳の少年"Mark"と52歳の熟女?"Reggie"は訴訟依頼人と弁護士の間柄。 家庭内暴力を繰り返す夫と離婚した母親の目を盗んで、その荷物の中から煙草を手に入れ弟"Ricky"と遊びなれた草木の生茂った隠れ場で、自家用車の中で自殺しようとする男の一部始終を目撃したことから、思ってもみない事件に巻き込まれます。 子供が主人公の物語は映画で観ていると時に"ずるい"と感じてしまう事もこの作品に限らずよくあります。痛々しさが直接伝わってきたり、ありえないと見放してしまう事ありますから… しかし本の中では、11歳の少年の言動のあれこれにそれほどの違和感は不思議なほど感じません。 時折見せる少年らしさの描写が映画より頻繁だからなのでしょうか?"Mark"との会話の英語に親しみを感じるからなのでしょうか? 読み飛ばしの技を覚えたせいだと思いますが、わからないなりに楽しく読めるミステリー。 たくさん読むことに加えて精読をするともっと良いのでしょうけれど… "John Grisham"のもう一つの作品"The Street Lawyer"も読んでみようと思います。 |
2008-06-26 Thu 13:19
"小公女 "としておなじみの物語。 小さい頃に絵本などでお読みになった方も多いと思います。 主人公の"Sara"はインド生まれの裕福な家庭の女の子。 お母さんは彼女を出産した時になくなっているのですが、 お父さんの愛をいっぱい受けて育ち 豊かな感受性と賢さ、さらに小さな顔、 グリーンがかかったグレーの瞳が印象的でとてもかわいらしく 私立の寄宿制の女学校のなかでも一目を置かれる存在でした。 お父さんが仕事先で突然亡くなったことにより彼女の生活は一変します。 彼女の世話を引き受けていた女学校を経営する責任者"Miss Minchin"の 手に平を返したような変貌振り。 それまでの"princess"のような生活から、人知れず寝起きし、 課される下働きから年少の子供たちへのフランス語のレッスンなどをこなしながらも、 足な食事さえ与えられない状況の中でも、 "princess"の気品と志や慈愛気持ちを失わずに毎日をけなげに過します。 そんな"Sara"の行く末は・・・ 楽しく時間を過すにはまだまだ色々試してみたい事があります。 その一つが朗読で聴く物語でした。 映画を字幕なしで観ることを最近試しているのですが、 やっぱり内容を理解するだけの英語力はまだついていない様で、 原作を読んだり端折ってあらすじを読んだりとあれやこれや試みています。 "Audio Book"もその一つで夕飯の支度などをするときに聞いたり、 ヘッドフォーンをつけて集中して聴いてみたり楽しみながら試しています♪ "A Little Princess"は視聴のできるサイトで聞いていて朗読者の声質が気に入って聴きはじめました。耳障りの良い声質、スピードなどは聞き手の好みがありますので本を選ぶのとはまた別の楽しみもあります。 今のところ何度も繰り返し聞いてはいるものの、どの程度理解できているのやら… たまに原作のtextを見たりして確認しながらですが、 いつの日か聴き入ってしまう!?ほどになれることを夢見ながら… 次のどの物語にしようかしらと↑のサイトで探しています☆ |
2008-06-19 Thu 21:10
![]() こちらもドイツ語字幕のみで安く手に入れたBBCのシリーズ物の一つです。 酒癖の悪い夫の暴力や子供への悪い影響を懸念して、夫の下を離れる決心をした"Helen"は アーティストとして生計を立てるつもりで新しい土地"Wildfell Hall "で生活を始める。 その土地は彼女の兄弟の住む街であったが、当時の風潮からしても身元を隠しひっそりと暮らす事を望んでいた彼女を、街の人々は放っておかなかった… そんな生活も長くは続かず彼女の居場所を突き止めた夫の使いの者に家に呼び戻されると 夫は病気で余命いくばくも無い状態だった。 そんな夫をそのままにしておけるはずもなく、献身的に看病する甲斐もなく夫は帰らぬ人となる。 もう一度また一人での生活を始めようと以前の街に帰ってみると・・・ 作者の" Anne Bronte "は29歳という若さで結核で亡くなるまでに2冊の小説を書いています。 彼女の2冊目で最後の作品です。 彼女のお姉さまである "Charlotte Bronte "と"Emily Bronte "の二人の偉大な?!女流作家の影に隠れて当時の評判は余り芳しくなかったようです。 二人の作品とは一線を画し彼女らしい地に足の着いた生活を描いた作品は、二人の姉たち同様に英文学の礎と言われる作品の一つとして賞賛されています。 同じBBCのシリーズで"Jane Eyre "は先に見ていてレビューを書きたいと思えなかったのは、 主人公の"Jane "を演じている女優さんが好みでなかったせいもありますが、個人的にはこちらのほうが好きです。
"Jane Eyre"は原作に忠実に描かれていて日本でも評判が良かったようです。 "Classics of English literature "にもう少しはまってみようと思っています。 |
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